SYSPROD関数

製品のライセンスがあるかどうかを判断します。

カテゴリ:

特殊

構文

必須引数

詳細

例

構文

SYSPROD(product-name)

必須引数

product-name

SAS製品名を値とする文字定数、変数または式を指定します。

要件	Product-nameは製品またはソリューションの正確な正式名称にする必要があります。

詳細

SYSPROD関数は、指定のSASソフトウェア製品がライセンスされている場合は1を返し、SAS製品であるがシステムにライセンスされていない場合は0を返します。また、製品名が認識できない場合は-1を返します。SYSPROD関数が、製品がライセンスされていることを示している場合は、ライセンスの最終有効期限日を過ぎていないことを意味します。

SAS製品は、製品のライセンスが有効期限切れとなってもシステム上に存在する場合があります。その場合、この製品にはアクセスできません。また、製品がライセンスされていても、インストールされていない場合があります。

SYSPRODはDATAステップ、IMLステップまたはSCLプログラムで使用してください。

例

これらの例では、特定の製品がライセンスされているかどうかを確認します。

x=sysprod('graph');

SAS/GRAPHソフトウェアが現在ライセンスされている場合、SYSPRODは値1を返します。SAS/GRAPHソフトウェアが現在ライセンスされていない場合、SYSPRODは値0を返します。
x=sysprod('abc');

ABCは有効な製品名ではないため、SYSPRODは値–1を返します。
x=sysprod('base');

または

x=sysprod('base sas');

SYSPROD関数を正常に実行するにはBase製品がライセンスされている必要があるため、SYSPRODは常に値1を返します。