メモリを効率的に使用するために、スキーマのデフォルトの出力はビューになります。デフォルトでは、ビューを作成するために、出力タブの出力をビューとして作成チェックボックスがオンになっています。このチェックボックスをオフにすると、出力はテーブルになります。
出力がビューである場合、ビューへのアクセス時に、オリジナルのテーブルから行が作成されます。これがビューを使用する場合のメリットです。ビューを使用すると、出力テーブル全体が作成されることはなく、出力テーブルがすべてメモリ内に保持されることもありません。
注: ビューとして出力することを選択した場合、メモリ使用量には、スタースキーマがテーブルとして出力された場合と同様に、値が表示されます。
出力をビューとして作成チェックボックスをオフにしてスタースキーマからテーブルを作成する場合、お使いのシステムでそのテーブルを格納するために十分な量のメモリを確保する必要があります。スタースキーマの実行時にシステムでメモリが不足すると、出力テーブル用に使用されていたメモリが解放されるため、エラーメッセージが発行されます。
スキーマへの入力としてSAS LASR Analytic Serverテーブルを使用する場合、スタースキーマの出力テーブルは同一のライブラリを使用する必要があります。
SASHDATライブラリのテーブルを使用してスタースキーマを作成するとき、SASHDATライブラリパスとLASR出力ライブラリのタグが一致しない場合、スタースキーマの保存に失敗します。この場合、ライブラリパスがSAS
LASR Analytic Serverタグと一致しないことを示すエラーメッセージが表示されます。タグがSASHDATライブラリパスに一致するLASRライブラリに出力テーブルを変更してください。SAS管理コンソールでLASRライブラリのタグを表示できます。詳細については、管理者にお問い合わせください。