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フィルタに関するベストプラクティス

SAS Visual Data Builderでは、データのフィルタリングのために、WhereタブとHavingタブが提供されます。次のベストプラクティスに従ってください。
  • WHERE句を使用するとサブセット化の対象となる行の数を減らせるため、まずWhereタブでフィルタリングを行うこと。
  • インデックスまたは主キーとなる列に対してフィルタリングを行う場合、できるだけ関数を使用しないこと。CAST(order_id as DOUBLE)などの関数を使用すると、インデックスが使用されずに、完全なテーブルのスキャンが実行されることがあります。
  • 場合によっては、最初に最小行数のテーブルにフィルタをかけることによって、パフォーマンスを向上させられます。
  • WhereタブまたはHavingタブで使用するテーブルを削除する必要がある場合、そのテーブルを削除する前に、そのテーブルへの参照をフィルタから削除すること。フィルタ内で参照されているテーブルを削除した場合、すべてのフィルタリング条件がクリアされます。
  • ライブラリタブを使用してサブクエリを追加するとき、列名またはテーブル名が2バイト文字セットを使用する言語で書かれている場合、追加のステップが必要になります。列の追加を終えた後、2バイト文字セットを使用する列名またはテーブル名ごとにコードタブの文字列にnリテラルを手動で入力する必要があります。たとえば、次のように入力します。
    'table-name'n.'column-name'n
    コードの手動編集の詳細については、コードのカスタマイズを参照してください。
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最終更新: 2019/12/12