注: すべてのテキスト演算子は大文字と小文字を区別します。
注: テキスト演算子は集計アイテムではサポートされません。
FindChar
指定の文字または文字セットがテキスト文字列内に現れる位置を見つけます。最初に一致した文字の位置が数値として返されます。一致が見つからない場合、0が返されます。最初の入力文字列には、内部検索の対象となる値を指定します。2番目の入力文字列には、見つけたい文字のリストを指定します。
たとえば、FindChar('mystring', 'sz')
は3を返します。
FindString
指定の文字列が別の文字列内に現れる位置を見つけます。最初に一致した文字の位置が数値として返されます。一致が見つからない場合、0が返されます。最初の入力文字列には、内部検索の対象となる値を指定します。2番目の入力文字列には、見つけたい文字列を指定します。
たとえば、FindString('mystring', 'st')
は3を返します。
GetLength
入力文字列の長さを数値として返します。
たとえば、GetLength('mystring')
は8を返します。
GetWord
空白、ピリオド、その他の特殊文字で区切られた単語を含む入力文字列から、指定された番号に対応する単語を返します。最初のパラメータには文字列を指定します。2番目のパラメータには、取得したい単語に対応する番号を指定します(番号1は文字列の先頭単語に対応します)。
たとえば、GetWord('my
test string', 2)
はtest
を返します。
RemoveBlanks
入力文字列から空白文字を削除します。最初のパラメータには文字列を指定します。2番目のパラメータには、どの空白文字を削除するかを指定します。次のいずれかを選択します。
_LeadingAndTrailing_
文字列の先頭および末尾にある空白(複数可)を削除します。
たとえば、RemoveBlanks('my
test string', '_ALL_')
はmyteststring
を返します。
RemoveChars
入力文字列から指定の文字セットをすべて削除します。最初のパラメータには文字列を指定します。2番目のパラメータには、削除する文字のリストを指定します。
たとえば、RemoveChars('my_test_string', '_')
はmyteststring
を返します。
RemoveWord
空白や特殊文字で区切られた単語を含む入力文字列から、指定された番号に対応する単語を削除します。最初のパラメータには文字列を指定します。2番目のパラメータには、削除したい単語に対応する番号を指定します(番号1は文字列の先頭単語に対応します)。
たとえば、RemoveWord('my
test string', 2)
はmy string
を返します。
注: 空白の他に、次の文字が入力文字列内の区切り文字として使用されます。< ( ) + & ! $ * ; ^ - / , % | ’
Replace
入力文字列内にある部分文字列を指定の置換文字列を使用して置き換えます。最初のパラメータには文字列を指定します。2番目のパラメータには、置き換えられる部分文字列を指定します。3番目のパラメータには置換文字列を指定します。4番目のパラメータには、置き換えられる部分文字列のインスタンスを指定します。次のいずれかを選択します。
たとえば、Replace('my
test string test', 'test', 'new', '_ALL_')
はmy
new string new
を返します。
ReplaceWord
空白、ピリオド、その他の特殊文字で区切られた単語を含む入力文字列内にある、指定された番号に対応する単語を置き換えます。最初のパラメータには文字列を指定します。2番目のパラメータには、置き換えられる単語に対応する番号を指定します(番号1は文字列の先頭単語に対応します)。3番目のパラメータには置換文字列を指定します。
たとえば、ReplaceWord('my
test string', 2, 'new')
はmy
new string
を返します。
Reverse
入力文字列内の文字の順番を逆転します。
たとえば、Reverse('A
B C')
はC B A
を返します。
Substring
文字の位置に基づいて入力文字列内の部分文字列を返します。最初のパラメータには文字列を指定します。2番目のパラメータには、取得したい先頭文字の位置を指定します。3番目のパラメータには、取得したい文字数を指定します。
たとえば、Substring('my
test string', 4, 3)
はtes
を返します。
Update
文字の位置に基づいて入力文字列内の部分文字列を置き換えます。最初のパラメータには文字列を指定します。2番目のパラメータには、置き換えたい先頭文字の位置を指定します。3番目のパラメータには、置き換えたい文字数を指定します。3番目のパラメータには置換文字列を指定します。
たとえば、Update('my
test string', 4, 3, 'nex')
はmy
next string
を返します。
URLDecode
入力文字列からURLエンコーディングを削除します。URLエンコーディングでは、一部の文字が、%文字に続く2桁の16進コードによって置き換えられます。
たとえば、URLDecode('support.sas.com%2Fmy%20string')
はsupport.sas.com/my
string
を返します。
URLEncode
入力文字列にURLエンコーディングを適用します。URLエンコーディングでは、一部の文字が、%文字に続く2桁の16進コードによって置き換えられます。
たとえば、URLEncode('support.sas.com/my
string')
はsupport.sas.com%2Fmy%20string
を返します。