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派生アイテムの作成

派生アイテムについて

探索におけるカテゴリやメジャー用に、派生データアイテムを作成できます。派生データアイテムは、データに関して計算を実施する集計メジャーです。

カテゴリ用の派生アイテムの種類

カテゴリに関しては、次の種類の派生アイテムを作成できます。
重複しない値のカウント
それが基づいているカテゴリに関して重複しない値の数を表示します。
注: カテゴリに欠損値が含まれる場合、重複しないカウントは1増加となります。
カウント
それが基づいているカテゴリに関して非欠損値の数を表示します。
NMiss
それが基づいているカテゴリに関して欠損値の数を表示します。

メジャー用の派生アイテムの種類

メジャーに関しては、次の種類の派生アイテムを作成できます。
同期間からの階差
現在の期間の値と、比較的長い間隔での過去の同時期の値との差を表示します。たとえば、今月の売り上げと、前年の同じ月の売り上げの間の差を派生できます。
注: この派生アイテムは、データソースが年を含む日付データアイテムを含んでいない場合には使用できません。
前の期間からの階差
現在の期間の値と、過去の期間の値との差を表示します。たとえば、今月の売り上げと先月の売り上げの間の差を派生できます。
注: この派生アイテムは、データソースが年を含む日付データアイテムを含んでいない場合には使用できません。
同期間からの階差 (パーセント)
現在の期間の値と、比較的長い間隔での過去の同時期の値との差をパーセントで表示します。たとえば、今月の売り上げと、前年の同じ月の売り上げの間の差をパーセントで派生できます。
注: この派生アイテムは、データソースが年を含む日付データアイテムを含んでいない場合には使用できません。
前の期間からの階差 (パーセント)
現在の期間の値と、過去の期間の値との差をパーセントで表示します。たとえば、今月の売り上げと先月の売り上げの間の差をパーセントで派生できます。
注: この派生アイテムは、データソースが年を含む日付データアイテムを含んでいない場合には使用できません。
小計パーセント
クロス表の場合にのみ、ベースとなるメジャーに関する小計値のパーセントを表示します。
クロス表内の行または列に関して小計値のパーセントを計算するかどうかを選択できます。
たとえば、収益値を含むメジャーに関して、行の小計値のパーセントを計算できます。この派生アイテムは、クロス表内の行ごとに収益の小計パーセントを表示します。
注: 小計のパーセントは、クロス表のビジュアルの内部からのみ作成できます。
合計パーセント
ベースとなるメジャーに関する合計値のパーセントを表示します。たとえば、収益値を含むメジャーに関する合計値のパーセントを派生できます。派生アイテムと製品を含むカテゴリを使用して棒グラフを作成すると、各製品に関する総収益のパーセントがその棒グラフに表示されます。
注: 合計値のパーセントは、フィルタとランクにより選択されたデータのサブセットと関係があります。
期初来
現在の期間の値と、比較的長い間隔での過去の全期間の値の集計値を表示します。たとえば、月ごとに年初来の合計を派生できます。
注: この派生アイテムは、データソースが年を含む日付データアイテムを含んでいない場合には使用できません。
前年比成長
現在の期間の値と、前年の同時期の値との差をパーセントで表示します。たとえば、今月の年初来の売り上げと、前年の同じ月の年初来の売り上げの間の差を派生できます。
注: この派生アイテムは、データソースが年を含む日付データアイテムを含んでいない場合には使用できません。
年初来
現在の期間の値と、過去1年間の全期間の値の集計値を表示します。たとえば、月ごとに年初来の合計を派生できます。
年初来の計算は、現在の日付を使用して隔月のデータをサブセット化します(ここで、現在の日付はユーザーが探索を表示するたびに評価されます)。全期間のデータをすべて使用するには、期初来アイテムを使用するか、派生アイテムの式を編集します。
注: この派生アイテムは、データソースが年を含む日付データアイテムを含んでいない場合には使用できません。
年初来成長
現在の期間の年初来値と、過去の同時期の年初来値との差をパーセントで表示します。たとえば、今月の年初来の売り上げと、前年の同じ月の年初来の売り上げの間の差を派生できます。
年初来の計算は、現在の日付を使用して隔月のデータをサブセット化します(ここで、現在の日付はユーザーが探索を表示するたびに評価されます)。全期間のデータをすべて使用するには、期初来アイテムを使用するか、派生アイテムの式を編集します。
注: この派生アイテムは、データソースが年を含む日付データアイテムを含んでいない場合には使用できません。
注: 値を繰り返し集計するタイプの派生アイテムでは、期間演算子を使用します。期間演算子の使用に関する詳細は、期間演算子を参照してください。

メジャーに関する派生アイテムの作成

メジャーに関する派生アイテムを作成するには、データペインを使用するか、またはビジュアルでメジャーを選択します。
データペインから派生アイテムを作成するには、派生アイテムのベースとなるデータアイテムを右クリックした後、作成次にitem-typeを選択します。日付を使用する種類を選択する場合、日付の計算で使用する日付データアイテムを選択する必要があります。
ビジュアル内で派生アイテムを作成する場合、ビジュアル内にあるメジャーのヘッダーを右クリックした後、作成と追加次にitem-typeを選択します。日付を使用する種類を選択する場合、日付の計算で使用する日付データアイテムを選択する必要があります。派生アイテムはビジュアルに自動的に追加されます。
アイテムの種類のリストについては、メジャー用の派生アイテムの種類を参照してください。
新規の派生データアイテムがデータペインに表示されます。

カテゴリに関する派生アイテムの作成

データペインからカテゴリに関する派生アイテムを作成する場合、カテゴリを右クリックした後、作成次にitem-typeを選択します。
新規の派生データアイテムがデータペインに表示されます。

派生アイテムのサポート

派生アイテムは、次のビジュアルの種類で使用できます。
  • 自動グラフ
  • クロス表
  • 棒グラフ
  • 折れ線グラフ
  • バブルプロット(グループ化バブルプロットのみ)
  • ネットワークダイアグラム
  • ジオマップ
  • ツリーマップ

ビジュアルでの重複しない値の探索

重複しないカウントの派生アイテムを含む棒グラフ、折れ線グラフ、ツリーマップ、ジオマップでは、ビジュアル内のデータポイントに関連付けられている重複しない値を探索できます。重複しない値を探索する場合、ビジュアル内のデータポイントを右クリックした後、重複しない値の探索を選択します。重複しない値を探索すると、新規の棒グラフが作成されます。新規の棒グラフには、値とそれぞれの値の度数が表示されます。
たとえば、重複しないカウントの派生アイテムを使用して、各製品ラインが生産された市区町村の数を表示する棒グラフを作成できます。
次に、販売促進アイテムが生産された市区町村の重複しない値を探索できます。販売促進の棒を右クリックして重複しない値の探索を選択すると、販売促進アイテムが生産された市区町村と各市区町村のデータの度数を含む新規の棒グラフが表示されます。
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最終更新: 2019/12/12