前のページ|次のページ

ピボット対象機能の使用

ピボット対象機能は、データを分析用に要約するための簡単で非常に強力な方法を提供します。この機能を使うと、カテゴリ変数として使用する列と、使用する一意の値を指定できます。データクエリを実行すると、適用した集計を使用して出力テーブルが要約されます。
ピボット対象機能を使用するには、次の操作を行います。
  1. 列エディタタブで、ピボット列として使用する列のピボット対象セルにポインタを置きます。省略ボタンをクリックしてピボット列と値を選択します。
  2. ピボットの値ダイアログボックスで、ピボット対象列を選択します。フィールドのフィルタテキストボックス内に検索条件を入力すると、列名をフィルタリングできます。
    Product_Category列の3つの値をピボットする例を次の図に示します。
    ピボットの値ダイアログボックス
  3. 一意の値を列にロードした後、要約で使用する値のチェックボックスを選択します。適用をクリックします。
ピボット対象列を使用する場合の列エディタタブの例を次の図に示します。Customer_IDごとにTotal_Retail_Priceの最大値と最小値が計算された後、Product_Category列の3つの値を使用して、それらの値がピボット(転置)されます。
列エディタタブでのピボット対象列
列エディタタブでのピボット対象列
ヒント
Total_Retail_Price列のラベルとしてTRPが指定されています。既存のラベルを使用して新しい列のラベルを作成する方法を次の図に示します。
列の3つの値を使用してCustomer_ID列を ピボットした場合に、追加の出力コラムに表示される結果を次の図に示します。ピボット対象値の部分文字列は列名の接頭辞として、集計関数は列名の接尾辞としてそれぞれ使用されます。ピボット対象列のラベルと集計関数が、出力列のラベルとして使用されます。
出力列タブでのピボット対象値
出力列タブでのピボット対象値
前のページ|次のページ|ページの先頭へ
最終更新: 2019/12/12