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事前定義レポートについて

場所

事前定義レポートは、/Products/SAS Visual Analytics Administrator/Reports/Usageフォルダにあります。Administratorでは、メインメニューから表示次に使用レポートを選択することにより事前定義レポートにアクセスできます。
Administrator の概要
アプリケーション、ユーザー、オブジェクトによる使用情報を提供します。中間層の記録サービスのデータを使用します。
関係レポート
選択されたオブジェクトの種類の系統および依存情報を提供します。中間層のリレーションシップサービスのデータを使用します。
中間層のパフォーマンスレポート
参加しているSASサーバーのマシンのシステムメトリックを提供します。エージェントにより収集されるメトリック(ACM)のデータを使用します。
管理レポート
注: 事前定義レポートのデータフィードが完全に有効化され操作可能になった場合にのみ、各レポートにデータが入力されます。すべての事前定義レポートがすべての配置でサポートされるわけではありません。 管理データの提供方法を参照してください。

アクセス

初期構成

標準構成では、管理者と無制限ユーザーのみが事前定義レポートとその基盤となるデータにアクセスできます。詳細は次のとおりです。
  • Visual Analyticsデータ管理者グループとVisual Data Builder管理者グループには、メタデータの読み取りおよびデータへの読み取りアクセス権があります。
  • Visual Analyticsデータ管理者グループとVisual Data Builder管理者グループには、レポートへのメタデータの読み取りアクセス権があります。
  • Visual Analyticsデータ管理者グループとSAS管理者グループには、/Products/SAS Visual Analytics Administrator/Reports/Usageフォルダへのメンバメタデータの書き込みアクセス権があります。
  • 事前定義レポートでメタデータの書き込み許可を明示的に拒否すると、無制限ユーザー以外のユーザーによる変更や削除を防ぐことができます。

アクセス権の変更方法

事前定義レポートをより広く利用できるようにする方法を次に示します。
  1. レポートを含んでいるフォルダ(/Products/SAS Visual Analytics Administrator/Reports/Usage)に対するメタデータの読み取り許可を付与します。
  2. データを含んでいるフォルダ(/Shared Data/SAS Visual Analytics/Autoload/EVDMLA)に対するメタデータの読み取り許可および読み取り許可を付与します。
  3. ライブラリEnvironment Manager Data Mart LASRに対するメタデータの読み取り許可を付与します。
ヒント
お使いのサイトでレポートや基盤となるデータを使用しない場合、メタデータの読み取り許可の拒否を追加することにより、すべての制限されているユーザーからそれらのレポートやデータを隠すことができます。

データ現在性

データ現在性は、次の要因に影響を受けます。
  • ソースシステムによるデータ収集または生成の頻度
  • ソースシステムからドロップ領域へのデータ抽出の頻度
  • ドロップ領域からSAS LASR Analytic Serverへのデータのロード頻度
たとえば、標準構成では、SAS Visual Analyticsの主要アクション記録データは通常30分未満です。記録レコードは継続して生成され、記録データは15分おきに抽出されます。抽出されたデータは15分おきにロードされます。
注: データの抽出とロードの場合、新規実行は、以前の実行が完了した後でのみ開始されます。これにより、ここに述べるタイミングに例外が生じることがあります。

レポートとの対話

レポートの表示やレポートとの対話に関する詳細は、SAS Visual Analytics: User’s Guideを参照してください。

カスタムレポートについて

事前定義レポートは変更しないでください。その代わりに、デザイナを使用することでカスタムレポートを作成できます。
SASが提供するデータ構造またはSASが生成するデータを使用するカスタムレポートを作成する前に、次の注意点を確認します。
  • データ構造、データの生成、利用可能なテーブルは、(SAS Visual Analyticsまたは任意の基盤となるコンポーネントの)将来のリリースで変更される場合があります。このため、作成したカスタムレポートを将来のリリースで使用する前に修正する必要がある場合があります。
  • ソフトウェアのアップグレード、移行、新規インストールを実行する前に、カスタムレポートのバックアップコピーを保存してください。
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最終更新: 2018/10/24