東アジア言語には数千の文字があるため、多くの文字を表すには2バイトの情報が必要です。
東アジアの各言語では、コンピュータのメーカー間での標準化が行われていないため、通常は複数のDBCSエンコーディングシステムがあります。SASは、主要な東アジア言語を使用する各メーカーに固有のDBCSエンコーディング情報を処理します。
ソフトウェアを適切に拡張することにより、SASを使用して次の機能を実行できます。
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主要な東アジア言語のいずれかをSAS SystemのDBCSバージョンで表示します。
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東アジア言語のコンピュータからデータをインポートし、アプリケーションまたは動作環境から別のアプリケーションまたは動作環境にデータを移動します(この場合は、SAS ACCESSや他のSAS製品が必要になります)。
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東アジアでの標準的な日付と時間の表記を、SAS日付値、SAS時間値およびSAS日時値に変換します。
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東アジア言語の文字を含むデータセットおよびさまざまなタイプの出力(レポートやグラフなど)を作成します。