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MVARSIZE=システムオプション

メモリに保存されるマクロ変数値の最大サイズを指定します。

該当要素: 構成ファイル、OPTIONSウィンドウ、OPTIONSステートメント、SAS起動時
カテゴリ: マクロ
PROC OPTIONS GROUP= MACRO
種類: システムオプション
デフォルト: 65534
参照項目: MVARSIZE System Option: UNIX (UNIX版SAS)
MVARSIZE System Option: Windows (Windows版SAS)
MVARSIZE= System Option: z/OS (z/OS版SAS)

構文

MVARSIZE=n | nK | nM | nG | MAX

必須引数

n

利用可能な最大メモリ量をバイト単位で指定します。

nK

利用可能な最大メモリ量をキロバイト単位で指定します。

nM

利用可能な最大メモリ量をメガバイト単位で指定します。

nG

利用可能な最大メモリ量をギガバイト単位で指定します。

MAX

メモリの最大量(65534)を指定します。

詳細

マクロ変数値に必要なメモリ量がMVARSIZE=値よりも大きい場合、その変数値はディスク上の一時カタログに書き出されます。マクロ変数名はメンバ名として使用され、すべてのメンバがタイプMSYMTABを持ちます。
MVARSIZE=システムオプションに指定できる値の範囲は、0~65534です。値0を指定すると、すべてのマクロ変数値がディスクに書き出されます。
MVARSIZE=の値は、システム性能に影響を与える可能性があります。このオプション値が小さすぎる場合に、アプリケーションが限界値を超える大きさの変数を頻繁に作成すると、結果としてディスク入出力が増加します。この値を実務ジョブ用に指定する前に、テストを実行して最適値を決定してください。
注: MVARSIZE=オプションは、マクロ変数の値の最大長には影響しません。詳細については、マクロ変数を参照してください。
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