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MSYMTABMAX=システムオプション

マクロ変数シンボルテーブルで使用可能なメモリの最大量を指定します。

該当要素: 構成ファイル、OPTIONSウィンドウ、OPTIONSステートメント、SAS起動時
カテゴリ: マクロ
PROC OPTIONS GROUP= MACRO
種類: システムオプション
参照項目: MSYMTABMAX System Option: UNIX (UNIX版SAS)
MSYMTABMAX System Option: Windows (Windows版SAS)
MSYMTABMAX= System Option: z/OS (z/OS版SAS)

構文

MSYMTABMAX= n | nK | nM | nG | MAX

必須引数

n

利用可能な最大メモリ量をバイト単位で指定します。

nK

利用可能な最大メモリ量をキロバイト単位で指定します。

nM

利用可能な最大メモリ量をメガバイト単位で指定します。

nG

利用可能な最大メモリ量をギガバイト単位で指定します。

MAX

メモリの最大量(65534)を指定します。

詳細

最大値に達した場合、それ以降に追加されるマクロ変数はディスクに書き出されます。
MSYMTABMAX=システムオプションで指定できる値は、ゼロからお使いの動作環境で表すことができる非負整数の最大値の範囲になります。デフォルト値はホストにより異なります。値としてゼロを指定すると、すべてのマクロシンボルテーブルはメモリではなくディスクに書き出されます。
MSYMTABMAX=の値は、システム性能に影響を与える可能性があります。このオプション値が小さすぎる場合に、アプリケーションが指定のメモリ限界に頻繁に到達すると、結果としてディスク入出力が増加します。逆に、このオプション値が大きすぎる場合に、アプリケーションが指定のメモリ限界に頻繁に到達すると、アプリケーションで利用可能なメモリ量が少なくなり、CPUの使用率が増加します。この値を実務ジョブ用に指定する前に、テストを実行して最適値を決定してください。
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