本コースでは、Base SASのプロシジャを使用して詳細および要約の表形式レポートを作成する方法を学習します。また、Output Delivery System(以下ODS) を使用してレポートを拡張する方法についても学習します。本コースは、SAS認定試験「SAS®認定プロフェッショナル Clinical Trials Programmer Using SAS®9」の準備にも適しています。
学習方法
- PROC REPORTを使用した詳細表形式のレポートの拡張
- PROC TABULATEを使用した要約表形式のレポートの作成
- PROC REPORTを使用した詳細表形式と要約表形式レポートの作成
- サードパーティおよびSAS ODSの出力先へのレポート出力の送信
- ODSオプションとODSステートメントを使用したレポートの拡張
受講対象
Base SAS®プロシジャを使用してレポートを生成したい、且つ基本的なSASプロシジャの構文とロジックに慣れているSASプログラマー、データマネージャー、レポート作成者、アナリスト
「SAS®プログラミング1:必須要素」を受講済みか、同程度の知識のある方
本コース対象プロダクトは、 Base SAS です。
レポーティングとODS イントロダクション- コース・ロジスティクス
- レポーティング イントロダクション
- ODS イントロダクション
- SASインターフェイスによるODS
- PRINTプロシジャを使用したレポートの作成
TABULATEプロシジャ入門- TABULATEプロシジャ イントロダクション
- テーブル構造の作成
- 全体的な要約の追加
- 付加的な統計情報の追加
TABULATEプロシジャによる拡張- ラベルと出力形式の拡張
- オプションによる拡張
- トラフィックライティングの追加
- 付加的なスタイル属性の追加
REPORTプロシジャ入門- REPORTプロシジャ イントロダクション
- 詳細レポートの作成
- GROUPの使用法によるサマリーレポートの作成
- ACROSSの使用法による要約レポートの作成
- 付加的な列の計算
REPORTプロシジャによる拡張- 要約行の追加
- ブレーク行のカスタマイズ
- トラフィック・ライティングとスタイル属性の追加
- CALL DEFINEステートメントの使用
ODS出力先の使用(自己学習)- ODS出力先 イントロダクション
- PRINTERとRTFの出力先
- CSVとHTMLの出力先
- Excelとその他の出力先
- SASの出力先
ODSによる拡張(自己学習)- ODSオプションとステートメントの使用
- ODS ESCAPECHARの使用
- ブックマークと目次の制御
- ODSレイアウトの使用
SGプロシジャ イントロダクション(自己学習)- ODSグラフィック イントロダクション
- SGプロシジャの使用