本コースは、SAS/STAT® を使用して統計解析を行うSASのユーザー向けです。t検定、線形回帰、及び集計表の解析に焦点が当てられています。本コースの(またはそれと同等の)知識は、統計解析のカリキュラムにおけるコースの多くで必須な条件となります。
本コースは、SAS認定試験「SAS®認定プロフェッショナル Clinical Trials Programmer Using for SAS®9」および「SAS®認定プロフェッショナル Statistical Business Analyst Using for SAS®9:Regression and Modeling」の準備にも適しています。
学習方法
- 記述統計量の計算とグラフを用いたデータの探索
- 線形単回帰の実行
- カテゴリカルな変数間の関連性を検知するχ2乗統計量の利用
受講対象
連続的なまたは質的な応答変数(従属変数)に対する分析をSASプログラミングによって行うことを考えている統計解析担当者、研究者およびビジネス・アナリスト
「SAS®プログラミング1:必須要素」<を受講済みか、同程度の知識のある方
本コース対象プロダクトは、 SAS/STAT です。
統計学入門- データ分布を確認する
- UNIVARIATEプロシジャやMEANSプロシジャを使用して標本統計量の計算と解釈を行う
- UNIVARIATEプロシジャやSGPLOTプロシジャを使用してデータ分布を確認する
- 信頼区間を計算する
- 簡単な仮説検定を行う
t検定- TTESTプロシジャを使用して2群の間における平均の違いに関する検定を行う
線形回帰- CORRプロシジャで相関係数を計算する
- REGプロシジャを使用して線形単回帰モデルを当てはめる
カテゴリカルデータ解析- FREQプロシジャで度数表を作成する
- FREQプロシジャを使用した一般的な関連性や線形の関連性に関する検定について確認する
- 正確検定を理解する