本コースは、分析のためのデータを準備するSASプログラマー向けです。データ加工テクニックやリソースコストの利点を比較することは、プログラマーがデータの状況に応じて最も適した手法を選択するのに役立ちます。
本コースは、SAS認定試験「SAS®認定プロフェッショナル:Advanced Programming Using SAS® 9.4」の準備にも適しています。
e-Learningのコースの内容については、別途こちらをご確認ください。
学習方法
さまざまなSASプログラミング手法を比較します。
- コンピュータ・リソース使用率のベンチマーク
- メモリ、I/O、CPUリソースの制御
- インデックスの作成と使用
- データの水平方向の結合
- ハッシュやHiter DATAステップ・コンポーネント・オブジェクトと配列のルックアップ・テーブルとしての使用
- SASデータセットの圧縮
- SASデータセットのサンプリング
- SASデータビューの作成と使用
- 数値変数の長さを安全に減らす
- ユーザー定義の関数と出力形式
受講対象
経験豊富なSASプログラマー
本コースは、SAS初心者には適していません。本コースの受講には、少なくとも9か月以上のSASプログラミング経験か、「SAS®プログラミング2:データ加工テクニック」コースの受講が必要です。特に次のことが必要になります。
- お使いのオペレーティング・システムのファイル構造の理解と、基本的なオペレーティング・システムタスクの実行
- プログラミング・ロジックの概念の理解
- DATAステップのコンパイルと実行プロセスの理解
- 異なる種類の入力を使用、外部ファイルからのSASデータセットの作成
- SASを使用したSASデータ・ライブラリへのアクセス
- SAS日付値の作成と使用
- SASデータセットの読み込み、結合、マージ、マッチマージ、およびインターリーブ
- DROP=、KEEP=、RENAME=データセット・オプションの使用
- 複数の出力データセットの作成
- 1次元配列処理とDOループを使用した、データの繰り返し処理
- SAS関数を使用した、データ操作と変換の実行
- FORMATプロシジャを使用した、ユーザー定義の出力形式の作成
本コース対象プロダクトは、 Base SAS です。