SAS/IML 13.1は、SAS 9.4M1以降のリリースで稼働するメジャーリリースです。
ここでは、新機能と拡張の一部を説明します。
-
SAS/IML言語構文の拡張
-
NEXTキーワードが式をサポートするようになりました。
-
STOPステートメントとABORTステートメントで、SASログに表示されるデフォルトメッセージが採用されるようになりました。
-
RETURNステートメントのかっこがオプションになりました。
-
RANDGENサブルーチンによるTweedie分布の新規サポート
-
次の新しい統計関数、サブルーチン、モジュールが追加されました。
-
CV関数は、行列の列ごとにサンプルの変動係数を返します。
-
HEATMAPCONTコールは、行列のヒートマップを作成して、その値を連続したカラーランプを使用して視覚化します。
-
HEATMAPDISCコールは、行列のヒートマップを作成して、その値を連続しないカラーランプを使用して視覚化します。
-
KURTOSIS関数は、行列の列ごとにサンプルの尖度を返します。
-
LOGABSDET関数は、行列式の絶対値の対数を返します。
-
LPSOLVEコールは、線形計画問題を解決します。
-
MILPSOLVEコールは、混合整数線形計画問題を解決します。
-
PALETTE関数は、比較的少数の離散値を表示する塗り分け地図やヒートマップなどのグラフィカルな視覚化に適した、連続しないカラーパレットを返します。
-
PARENTNAME関数は、モジュールに渡された行列の名前を返します。
-
SKEWNESS関数は、行列の列ごとにサンプルの歪度を返します。