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SAS Federation Server

SAS Federation Serverについて

SAS Federation Serverでは、データの移動やコピーを行わずに、複数ソースからのデータの仮想ビューを迅速に作成するビジネス機能が提供されます。また、頻繁に使用されるデータのデータキャッシュもサポートされるので、結果的にクエリパフォーマンスを向上させられます。SAS Federation Serverのセキュリティ機能には、データマスキング、行レベルセキュリティ、ガバナンス向上のためのアクセスの一元管理が含まれます。

SAS Federation Server 4.2

ここでは、SAS Federation Server 4.2の主な拡張を示します。
  • ユーザー、グループ、ログイン(個人、グループ、共有など)、ドメインの認証と永続性については、SAS Metadata ServerがDataFlux Authentication Serverに取って代わります。
  • 新しいデータマスキングルールで、追加の暗号化サポートが提供されます。
  • SAS Federation Serverで、DATAステップ2 (DS2)言語がサポートされるようになりました。
  • SAS Quality Knowledge Base (QKB)をFedSQLおよびDS2と一緒に使用して、新しいデータ品質およびクレンジング機能が実装されます。
  • SAS Federation Serverは、MDSデータストアを介してメモリ内のデータキャッシュを保持する機能を有するようになりました。
  • SAS Federation Server Driver for Apache HadoopをHadoop (HIVE)への読み取り/書き込みアクセスのために使用できるようになりました。
  • 新しいFederation Serverドライバを使用すると、複数のSAS Federation Server間でデータソースを共有できます。
詳細については、What’s New in SAS Federation Server 4.2 (SAS Federation Server 4.2: Administrator’s Guide)を参照してください。

SAS Federation Server 4.1

ここでは、SAS Federation Server 4.1の主な拡張を示します。
  • 新しいドライバが4つ追加されました。
    • SAS Federation Server Driver for SAP HANA
    • SAS Federation Server Driver for Netezza
    • SAS Federation Server Driver for PostgreSQL
    • SAS Federation Server SASHDAT Data Source Driver
  • SAS Federation Serverでは、データソース内の機密情報を‘匿名化’する方法として新しいデータマスキング機能が提供されます。
  • SQL言語スクリプト機能によって、起動およびシャットダウンイベントの管理ニーズが処理されます。
  • 新しいAPI (RESTインターフェイスとして実装)では、SAS Federation Serverとの対話と管理がサポートされます。
詳細については、What’s New in SAS Federation Server 4.1 (SAS Federation Server 4.1: Administrator’s Guide)を参照してください。

SAS Federation Server 3.2

DataFlux Federation Serverは現在SAS Federation Serverです。この名前変更は、DataFlux製品を、データ品質、データ統合、データガバナンス、マスタデータ管理ソリューションから成るSASスイートに統合した結果です。
In-Memoryデータストア(MDS)は、SAS Federation Serverに実装可能なトランザクションIn-Memoryデータストアです。
権限キャッシュは、権限決定を効率化し、結果的にパフォーマンスを向上させるためのツールとして提供されています。
詳細については、What’s New in SAS Federation Server 3.2 (SAS Federation Server 3.2: Administrator’s Guide)を参照してください。
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最終更新: 2017/07/28