SAS Visual Analytics 7.3は、2015年8月に出荷され、SAS 9.4M3をサポートしています。SAS Visual Analytics 7.3には、次の更新が含まれています。
サンプルテーブル、サンプルレポート、およびサンプル探索(SAS Visual Analytics Explorerがある場合)が使用可能です。サンプルがインストールされている場合は、SAS
Home (ホームページ)からアクセスできます。
Pivotal HAWQデータベースからデータをインポートできるようになりました。
SAS Visual Analytics Designerには、PDFへの出力に使用可能なクリップコンテンツを展開するオプションが新しく追加されています。このオプションを使用すると、レポートセクションのレイアウトで部分的にのみ使用可能なコンテンツを含む、テーブル、クロス集計表、ゲージ、コンテナのコンテンツ全体を出力できます。
SAS Visual Analytics Viewerには、デフォルトで、モダンと呼ばれる新しい表示形式が設定されています。プリファレンスを使用すると、ビューアのデフォルト表示にモダンまたはクラシックを指定できます。モダン表示には、レポートの更新設定が含まれており、これを使用して更新確認間の待機分数を指定できます。
SAS Visual Analyticsのホームページでは、テーブルを表示するようになりました。検索が拡張され、レポート、探索、Stored Process以外に、登録された種類のSASアイテムも対象となりました。
SAS Visual Data Builderは、SAS LASR Analytic Serverの入力テーブルをサポートするようになりました。Greenplum
Data Computing Applianceによるパフォーマンスの向上が実現しました。
SAS Visual Analytics Explorerでは、要因とシナリオ分析をサポートするように予測が拡張されました。集計メジャーの作成や、ディシジョンツリー分析の実行ができるようになりました。また、集計値の最大/最小値に基づいてデータをランク付けすることもできます。
SAS Visual Analytics Designerの機能が拡張され、テーブルとグラフの新しい集計計算アイテムの作成、集計値の最大/最小値に基づいたデータへのフィルタ適用とランク付け、レポートのテーマの変更ができるようになりました。ターゲットレポート内の特定のセクションへのリンクを追加したり、レポートオブジェクト、テキストまたはイメージから別のレポートへのリンクを追加したりできます。レポートでの5つを超えるゲージをグループ化できます。
SAS Visual Analytics Administratorを使用して、アクセス権限の条件を対話型エディタで定義できます。ブラックリストまたはホワイトリストを使用して、モバイルデバイスを管理できます。テーブルを登録できます。