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SAS Visual Analytics

SAS Visual Analyticsについて

SAS Visual Analyticsは、Webベースの製品です。SAS High-Performance Analyticsテクノロジを使用して、パターンやトレンドを検出するために大容量のデータを短時間で探索します。

SAS Visual Analytics 7.4

SAS Visual Analytics 7.4は、2017年4月に出荷され、SAS 9.4M4をサポートしています。
ここでは、このリリースの全般的な拡張の一部を説明します。
  • SAS Visual Analytics Designer (デザイナ)には、動的テキスト、計算の改善、およびプロンプトフィルタコントロール、パラメータ、レポートリンク、セクションリンクの拡張機能があります。
  • モダンSAS Visual Analytics Viewer (ビューア)には、クラシックビューアのほとんどの機能が含まれているので、多くのユーザーがモダンビューアに切り替えられます。
  • 印刷機能を強化することで、リスト表のPDFに改ページを設定し、フィルタコントロールのフィルタコンテキストを表示できます。もう1つの新機能により、レポートのすべてのページに同じフッターを印刷できます。たとえば、会社のすべてのレポートの各ページに同じリーガルステートメントを入れられます。カスタマイズされたフッターは、デザイナを使用して配信されるレポートにも表示されます。(この機能は、SAS管理者がSAS管理コンソールを使用して有効にする必要があります。)詳細については、SAS Visual Analytics: Administration Guideを参照してください。
  • 今後はTeradataからのデータのインポートにユーザー名とパスワードは必要ありません。
詳細については、What’s New in SAS Visual Analytics 7.4 (SAS Visual Analytics 7.4: User’s Guide)を参照してください。

SAS Visual Analytics 7.3

SAS Visual Analytics 7.3は、2015年8月に出荷され、SAS 9.4M3をサポートしています。SAS Visual Analytics 7.3には、次の更新が含まれています。
  • サンプルテーブル、サンプルレポート、およびサンプル探索(SAS Visual Analytics Explorerがある場合)が使用可能です。サンプルがインストールされている場合は、SAS Home (ホームページ)からアクセスできます。
  • Pivotal HAWQデータベースからデータをインポートできるようになりました。
  • SAS Visual Analytics Designerには、PDFへの出力に使用可能なクリップコンテンツを展開するオプションが新しく追加されています。このオプションを使用すると、レポートセクションのレイアウトで部分的にのみ使用可能なコンテンツを含む、テーブル、クロス集計表、ゲージ、コンテナのコンテンツ全体を出力できます。
  • SAS Visual Analytics Viewerには、デフォルトで、モダンと呼ばれる新しい表示形式が設定されています。プリファレンスを使用すると、ビューアのデフォルト表示にモダンまたはクラシックを指定できます。モダン表示には、レポートの更新設定が含まれており、これを使用して更新確認間の待機分数を指定できます。
詳細については、What’s New in SAS Visual Analytics 7.3 (SAS Visual Analytics 7.3: User’s Guide)を参照してください。

SAS Visual Analytics 7.2

SAS Visual Analytics 7.2は、2015年5月に出荷され、SAS 9.4M2をサポートしています。SAS Visual Analytics 7.2では、次を始めとする多くの更新が行われました。
  • SAS Visual Statisticsがビジュアル的および機能的にSAS Visual Analytics Explorerと統合されました。SAS Visual Statisticsでは、新たに、予測モデルの予測値を派生できる機能が提供されます。(SAS Visual Statisticsは、引き続き、個別にライセンスされる製品です。)
  • ディシジョンツリービジュアルに、ツリーのノードのつららプロットが含まれます。
  • Google Analytics、Facebook、MapRからデータをインポートできます。1つのスプレッドシートまたは区切りテキストファイルを含むZIPファイルをインポートできます。
  • 新しいレポートテーマのSAS Snowは、レポートのクリーンで整理されたデフォルトの表示を提供します。
  • PDFにレポートを出力する際に新しいオプションを使用できます(ページ番号の追加など)。
  • レポートをメールで送信する際に、レポートのPDFを添付できます。
  • 計算データアイテムとグループ化されたカテゴリデータアイテムを地理データアイテムに変更し、ジオマップに使用できます。
  • デザイナやビューアのレポートにリンクしたURLにパラメータと値のペアを挿入できます。たとえば、次のようになります。
    http://abc.com/SASVisualAnalyticsViewer/...&Origin=Europe&Cost=3
詳細については、What’s New in SAS Visual Analytics 7.2 (SAS Visual Analytics 7.2: User’s Guide)を参照してください。

SAS Visual Analytics 7.1

SAS Visual Analytics 7.1は、2014年10月に出荷され、SAS 9.4M2をサポートしています。SAS Visual Analytics 7.1では、次を始めとする多くの更新が行われました。
  • Pivotal HDとCloudera Impalaからのデータのインポートがサポートされます。
  • 新しいサンキーダイアグラムビジュアルを使用してパス分析を行えます。パス分析は、一連のパスとして、イベント(値)間のデータのフローを表示します。
  • ゴール探索を使用して、予測メジャーのターゲット値を指定して、ターゲット値の達成に必要な要因の値を設定できます。
  • ワードクラウドビジュアルのテキスト分析により、ドキュメントコレクションのセンチメントを分析できます。また、選択した特定のドキュメントを新しいビジュアルとして探索することもできます。
  • レポートコントロールのパラメータがサポートされ、計算、フィルタ、ランク、表示ルールに使用できます。
  • 新しいPDF出力オプションがレポートに使用できます。カテゴリデータアイテム、カテゴリである計算アイテム、カスタムカテゴリをカスタム並べ替えに使用できます。スケジュールに基づき、他のユーザーにレポートを配信できます。レポートデザイナはレポートの一部であるラベル、ツールチップ、他の説明テキストをローカライズ(または翻訳)できます。
  • 事前定義されたレポートから、サイトでのSAS Visual Analyticsの使用を洞察できます。監査の有効化後にレポートは生成され、管理者のみに表示されます。
詳細については、What’s New in SAS Visual Analytics 7.1 (SAS Visual Analytics 7.1: User’s Guide)を参照してください。

SAS Visual Analytics 6.4

SAS Visual Analytics 6.4は、2014年3月に出荷され、SAS 9.4M1をサポートしています。SAS Visual Analytics 6.4では、次を始めとする多くの更新が行われました。
  • 次のサードパーティベンダデータベースサーバーからデータをインポートできるようになりました。
    • Aster
    • BigInsights
    • Cloudera
    • DB2
    • Greenplum
    • Hortonworks
    • MySQL
    • Netezza
    • ODBC
    • Oracle
    • PostgreSQL
    • Salesforce
    • SAP HANA
    • SQL Server
    • Teradata
    • Vertica
  • 大規模並列処理データベースからのデータのインポートが拡張されました。
  • ビジュアルの操作ユーザビリティが向上しています。
  • レポートのデザインユーザビリティが向上しています。
詳細については、What’s New in SAS Visual Analytics 6.4 (SAS Visual Analytics 6.4: User’s Guide)を参照してください。

SAS Visual Analytics 6.3

SAS Visual Analytics 6.3は、2013年12月に出荷され、SAS 9.4M1をサポートしています。SAS Visual Analytics 6.3には、次を始めとする多くの新機能が実装されました。
  • 単純化されたセルフサービス機能により、データの探索中であってもレポートの設計中であっても、迅速かつ簡単に独自のデータをロードできます。
  • データの探索時やレポートの設計時に、ESRIマッピングテクノロジを使用できます。
  • ネットワークダイアグラムにより、チャート上のノードを含む要素間や、ジオマップ内の関係と貢献を参照できます。
  • 式に基づくアラートが、メトリクスが指定値に達するとレポートサブスクライバに通知します。
  • レポートのカスタムグラフテンプレートを作成できます。
  • ログインIDやパスワードが不要なゲストアクセスを、探索、レポート、ダッシュボードの表示に使用できます。
  • 新しいテキスト分析機能により、Twitterストリームや"お客様コメント"などのテキストフィールドでの最頻出語やトピックを把握できます。
SAS Office Analyticsとの統合により、SAS Visual AnalyticsのコンテンツをMicrosoft Excel、PowerPoint、Word、Outlook、SharePointに表示できます。
詳細については、What’s New in SAS Visual Analytics 6.3 (SAS Visual Analytics 6.3: User’s Guide)を参照してください。

SAS Visual Analytics 6.2

ここでは、SAS Visual Analytics 6.2での更新の一部を説明します。
  • SAS Visual Analyticsのホームページでは、テーブルを表示するようになりました。検索が拡張され、レポート、探索、Stored Process以外に、登録された種類のSASアイテムも対象となりました。
  • SAS Visual Data Builderは、SAS LASR Analytic Serverの入力テーブルをサポートするようになりました。Greenplum Data Computing Applianceによるパフォーマンスの向上が実現しました。
  • SAS Visual Analytics Explorerでは、要因とシナリオ分析をサポートするように予測が拡張されました。集計メジャーの作成や、ディシジョンツリー分析の実行ができるようになりました。また、集計値の最大/最小値に基づいてデータをランク付けすることもできます。
  • SAS Visual Analytics Designerの機能が拡張され、テーブルとグラフの新しい集計計算アイテムの作成、集計値の最大/最小値に基づいたデータへのフィルタ適用とランク付け、レポートのテーマの変更ができるようになりました。ターゲットレポート内の特定のセクションへのリンクを追加したり、レポートオブジェクト、テキストまたはイメージから別のレポートへのリンクを追加したりできます。レポートでの5つを超えるゲージをグループ化できます。
  • SAS Visual Analytics Administratorを使用して、アクセス権限の条件を対話型エディタで定義できます。ブラックリストまたはホワイトリストを使用して、モバイルデバイスを管理できます。テーブルを登録できます。
詳細については、What’s New in SAS Visual Analytics 6.2 (SAS Visual Analytics 6.2: User’s Guide)を参照してください。
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最終更新: 2017/07/28