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URLパラメータを使用したレポートの表示

SAS Visual Analytics Viewerでゲストアクセスが利用できるように設定されている場合、次のURLを使用できます。http://host/SASVisualAnalyticsViewer/VisualAnalyticsViewer/guest.jsp。ただし、ゲストアクセスを使用してログインし、単一のレポートを表示する場合、レポートの名前や場所を指定するパラメータを含んでいる、次のようなURLを使用できます。http://host/SASVisualAnalyticsViewer/VisualAnalyticsViewer_guest.jsp?reportName=My+Report&reportPath=/Shared+Data/VA+Reports/&appSwitcherDisabled=true。この2番目のURLは、<iframe>タグを使用して別のWebアプリケーション内に単一のレポートを取り込むようなタスクの場合に便利です。そのようなタスクでは、SAS Visual Analyticsのアプリケーションバー、メニューバー、ツールバーを使用する必要がないためです。
2番目のURLに含めることができるパラメータを次の表に示します。
パラメータ
説明
reportName
表示したいレポートの名前を指定します。このパラメータは、URLを通じて特定のレポートにアクセスする場合に必要となります。
reportPath
表示したいレポートのパスを指定します。このパラメータは、URLを通じて特定のレポートにアクセスする場合に必要となります。
appSwitcherDisabled
アプリケーションバーを無効にします。このパラメータをtrueに設定すると、ホームページに戻るか、またはSAS Visual Analyticsやその他のSASアプリケーションの別の部分にアクセスできるようになります。デフォルト値はfalseです。
注: <iframe>タグを使用してレポートを表示する場合、appSwitcherDisabled=trueを指定してアプリケーションバーを無効にする必要があります。
commentsEnabled
右ペインのコメントタブを有効にします。デフォルト値はtrueです。propertiesEnabledとcommentsEnabledが両方ともfalseである場合、右ペインはビューアに追加されません。
propertiesEnabled
右ペインのプロパティタブを有効にします。デフォルト値はtrueです。propertiesEnabledとcommentsEnabledが両方ともfalseである場合、右ペインはビューアに追加されません。
reportViewOnly
SAS Visual Analyticsのバナー(すべてのメニューを含む)を非表示にします。
reportContextBar
レポートのメニューオプションをすべて有効にします。デフォルト値はtrueです。reportContextBarがfalseであり、propertiesEnabledとcommentsEnabledが両方ともfalseであることが示されている場合、右ペインはビューアに追加されません。このパラメータはモダンビューアでのみ使用できます。
パラメータをURL内で指定するには、クエリ文字列構文に従って名前と値のペアの並びを記述します。URLには、お使いのサーバー、SAS Visual Analyticsのパス、クエリ文字列を指定できます(疑問符文字の後に続いて指定)。クエリ文字列内の各パラメータ名とその値は、等号(=)で区切ります。複数の名前と値のペアを指定する場合、それらをアンパサンド文字(&)で区切ります。この例では、reportName=My+Reportがレポートの名前を指定するパラメータです。2番目の名前と値のペア(reportPath=/Shared+Data/VA+Reports/)は、レポートのパスを指定するパラメータです。3番目の名前と値のペア(appSwitcherDisabled=true)は、アプリケーションバーを無効にするパラメータです。<iframe>タグを使用してレポートを表示する場合、このパラメータを指定する必要があります。
URL内における名前と値のペアのフォーマット化に関しては特別なルールが存在します。値の中の特殊文字(空白を含む、多くの区切り文字など)は、URLエンコードする必要があります。空白はプラス記号(+)または%20としてエンコードされます。その他の文字は、nn形式でエンコードされます。ここで、nnはASCII文字セットにおけるその文字の16進表現です。先の例では、値/Shared+Data/VA+Reports/は、実際には/Shared Data/VA Reports/というレポートパスを指定しています。名前に含まれる空白はプラス記号(+)としてエンコードされます。
reportNameとreportPathの両パラメータは、URLにおける必須パラメータです。reportNameパラメータには、表示したいレポートの名前を指定します(My Reportなど)。reportPathパラメータには、そのレポートのパスを指定します(/Shared Data/VA Reports/など)。
注: これらのパラメータは、ログイン認証情報を必要とする標準的なビューアのURL (http://host/SASVisualAnalyticsViewer/VisualAnalyticsViewer.jsp)で使用できます。たとえば、http://host/SASVisualAnalyticsViewer/VisualAnalyticsViewer.jsp?reportViewOnly=trueを使用してバナーを非表示にすることができます。
URLパラメータを使用すると、表示ルール、フィルタ、ランク、集計メジャーなどのレポートパラメータを指定できます。
注: パラメータをURLに含めるか、その値を変更する場合は、正確なパラメータ名とそのパラメータの有効な値を知っている必要があります。
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最終更新: 2019/12/17