前のページ|次のページ

相関マトリックスの操作

相関マトリックスについて

相関マトリックスでは、メジャーの複数のインターセクション間の相関の度合が長方形のセルのマトリックスとして表示されます。マトリックスの各セルは、2つのメジャーのインターセクションを表し、セルの色はそれらの2つのメジャー間の相関の度合を示します。
相関マトリックスは、1セットのメジャー内で比較されるか、または2セットのメジャー間で比較されます。
相関値は、ピアソンの積率相関係数を使用して計算されます。相関値は、次のように、弱、中または強として指定されます。
絶対値は0.3以下
絶対値は0.3より大きく0.6以下
絶対値は0.6より大きい

相関マトリックスのデータの役割

相関マトリックスの基本的なデータの役割はメジャーです。少なくとも2つのメジャーを割り当てる必要があります。
注: メジャーの最大数は60です。
相関の表示オプションは、相関マトリックスが1セットのメジャー(1セットのメジャー内)または2セットのメジャー(2セットのメジャー間)のいずれを使用するかを指定します。
2セットのメジャー間を選択する場合は、X軸役割とY軸役割にメジャーを割り当てます。

相関マトリックスのプロパティの指定

プロパティタブでは、次のオプションを指定できます。
名前
ビジュアルの名前を指定します。
タイトル
グラフの上に表示されるタイトルを指定します。
注: タイトルオプションは、グラフタイトルの自動作成を選択した場合は無効になります。
グラフタイトルの自動作成
グラフタイトルがビジュアル内のデータアイテムに基づいて自動的に生成されるように指定します。
枠線の表示
セル間に罫線が表示されるように指定します。
軸ラベルの回転
軸ラベルを傾斜させて表示します。
色のグラデーション
ビジュアルのグラデーション色を選択します。

相関値の並べ替え

2セットのメジャー間の相関マトリクスの場合、メジャーの相関値で並べ替えることができます。
並べ替えを適用するには、並べ替える軸上のメジャーボタンを右クリックして、並べ替えを選択します。選択した軸の任意のメジャーを選択できます。また、昇順または降順で相関値を並べ替えることもできます。

セルのデータの探索

相関マトリックスのセル(交差)の場合、ヒートマップとしてそのセルのメジャーを探索できます。
メジャーを探索するには、探索するセルを右クリックして、measure別にmeasureを探索を選択します。
新しいヒートマップビジュアルに、選択したセルの2つのメジャーが表示されます。
前のページ|次のページ|ページの先頭へ
最終更新: 2019/12/17