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SQLクエリビューの作成

ワークテーブルや出力テーブルをビューにするかそれともテーブルにするかを指定できます。ビューを指定するには、プロパティタブでSQL クエリビューの作成チェックボックスをオンにします。このオプションはデフォルトでオンになります。ほとんどの場合、このオプションをオンにするとデータの移動を減らしストレージ要件を縮小できるため、パフォーマンスが改善されます。
データベース内のテーブルを操作する場合、ソーステーブルと出力テーブルが同一ライブラリ内に存在するならば、SQL クエリビューの作成オプションをオンにすると、CREATE VIEWステートメントをデータベースに直接渡すことが可能となります。この場合、ビューの作成においてデータの移動が発生しないため、データクエリがほとんど即座に実行されます。
SQLクエリビューの作成オプションのオン/オフと、各ライブラリタイプにおける動作との関係を、次の表に示します。
ライブラリの種類
動作
Base SAS
Base SASライブラリは、出力テーブルやステージングテーブル用のビューを常にサポートします。接続情報はビューに保存されるため、各種のライブラリ内にあるソーステーブルを利用できます。
DBMS
ソーステーブルと出力テーブルまたはステージングテーブルが同一ライブラリ内に存在する場合、ビューがデータベース内に作成されます。
ソーステーブルと出力テーブルまたはステージングテーブルが異なるライブラリ内に存在する場合、このチェックボックスをオフにすると、出力テーブルまたはステージングテーブルは物理テーブルとして作成されます。
SAS LASR Analytic Server または、 SASHDAT
これらのライブラリタイプはビューをサポートしません。チェックボックスのオン/オフは、出力テーブルやステージングテーブルにではなく、ワークテーブルに適用されます。
ソーステーブルと出力テーブルが同じSAS LASR Analytic Serverライブラリ内に存在する場合、このチェックボックスをオフにすると、ワークテーブルは物理テーブルになります。
注: 一部のケースでは、このチェックボックスをオンにすると、データクエリの実行時にエラーが発生する場合があります。たとえば、DBMSライブラリを使用する場合、ユーザーはビューを作成するためのアクセス許可を持つ必要があります。このような場合、ユーザーはこのチェックボックスをオフにすることで、出力テーブルを物理テーブルとして作成できます。
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最終更新: 2019/12/17