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データソースの追加

テーブルの追加

テーブルをデータクエリに追加するには、SASフォルダツリーを使用してテーブル(メタデータテーブル)を見つけ、そのテーブルをワークスペースにドラッグアンドドロップします。
ヒント
検索をクリックすると、名前や場所でテーブルを検索できます。

サブクエリの追加

データクエリを作成して保存した後、それを別のデータクエリの入力データソースとして使用できます。サブクエリをデータクエリに追加するには、SASフォルダツリーを使用してデータクエリ(データクエリ)を見つけ、そのデータクエリをワークスペースにドラッグアンドドロップします。
サブクエリは、サブクエリ内で出力用に選択された列ごとに分けて、ワークスペース内に表示されます。

特殊文字のサポート

ほとんどの場合、空白文字などの特殊文字を含むテーブル名と列名を使用できます。データクエリに列を使用すると、Data Builderが'table name'n.'column name'nなどのnリテラル構文を適用するため、SASは列を使用できます。
SAS名のルールが適用されます。詳細については、SAS言語リファレンス: 解説編の"Names in the SAS Language"を参照してください。
Data Builderは、WhereタブまたはHavingタブ、あるいは列式に手動で入力したコードにnリテラル構文を適用しません。たとえば、テーブルにquantity orderedという名前の列がある場合、(次の例のような)nリテラル構文を追加する必要があります。
AVG(table.'quantity ordered'n)

データソースの追加に関するベストプラクティス

データソース(テーブルまたはサブクエリ)を結合しようとする場合、それらのデータソースをワークスペースに追加する順番が問題になります。ワークスペースに最初に追加されたデータソースは、データクエリに追加する任意の結合において、自動的に左テーブルとして割り当てられます。
ファクトテーブルとディメンションテーブルを使用する場合、データクエリを作成する最も簡単な方法は、最初にファクトテーブルをワークスペースにドラッグアンドドロップすることです。このようにすると、結合の種類のみを指定するだけで良くなるため、ディメンションテーブルを使用した左外部結合、右外部結合、全外部結合をより迅速に実施できます。ただし、ディメンションテーブルを最初にドラッグアンドドロップした場合でも、結合タブ上の切り替えボタンを使用することで、結合における左右のテーブルの切り替えが容易に行えます。
ファクトテーブルやディメンションテーブルを使用しない場合、ワークスペースにテーブルを追加する順番はそれほど重要となりません。ワークスペースに最初にドロップされたテーブルが左テーブルとして割り当てられること、および結合タブ上で左右のテーブルの切り替えが行えることだけは記憶しておいてください。 Data Builder は、可能な限り、SQL処理においてベンダ固有の機能を利用します。ソーステーブルがサードパーティベンダ製のデータベースである場合、SAS/ACCESSのインターフェイスエンジンは、SQLステートメントを同データベースにパススルーすることにより、データクエリの性能を最適化できます。
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