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SAS LASR Analytic Serverライブラリの使用

デフォルトライブラリ

インストール時に、SAS Deployment WizardはSAS LASR Analytic Server用の事前定義ライブラリを登録します。このライブラリは、SASフォルダツリーで使用するために提供されるものであり、/Shared Data/SAS Visual Analytics/Public/Visual Analytics Public LASRに配置されます。

入力ライブラリ

SAS LASR Analytic Serverテーブルをデータクエリ用の入力テーブルとして選択する際、テーブルのサイズが大きい場合には次の点に注意してください。テーブルのサイズが大きくない場合、同テーブルを入力として使用する際に特に注意する点はありません。
サイズの大きなSAS LASR Analytic Serverテーブルを入力テーブルとして使用する場合の注意点は次のとおりです。
  • 集計や結合を使用しない場合、WHERE句はサーバーによりメモリ内で処理されます。必要な行のみを使用するために、Whereタブ上でフィルタを指定します。
  • データクエリ(データをサーバーからSAS Workspace Serverへと転送した後で結合を実施するもの)を使用するかわりに、LASRスタースキーマを作成できます。LASRスタースキーマは、他のIn-Memoryテーブルとのメモリ内での結合を実施します。

出力ライブラリ

SAS LASR Analytic Serverライブラリは、デフォルトの出力ライブラリとして初期設定されます。データクエリを実行する場合、ビジュアル探索結果の探索をクリックすることで、
プロパティタブ上のデータを追加チェックボックスをオンにすると、行をインメモリテーブルに追加できます。ただし、HDFSライブラリのSASデータライブラリをステージングライブラリとして使用する場合には、このオプションは使用できません。その代わりに、HDFSを使用する環境では、データクエリを使用して行を追加した後、インメモリテーブルをHDFSに保存できます。
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