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共存データについて

SAS LASR Analytic Serverが提供する最も強力なメリットの1つとして、共存データプロバイダから並列してデータを読み取る機能が挙げられます。この設定では、SAS LASR Analytic Serverソフトウェアは、データプロバイダと同じハードウェア上にインストールされます。現在サポートされているデータプロバイダは次のとおりです。
  • SAS High-Performance Deployment of Hadoop (または、SAS High-Performance Deployment of HadoopからSASサービスを使用するように設定されている顧客提供のHadoopクラスタ)
  • Teradata Data Warehouse Appliance
  • Greenplum Data Computing Appliance
データビルダーは、各種のデータソース内にあるデータにアクセスし、基本的なデータの準備を行った後、準備されたデータを共存データプロバイダを使用してステージングします。データがステージングされると、サーバーはデータをメモリにロードし、探索、レポーティング、およびより詳細なインメモリデータの準備が行えるようにします。
SAS Deployment WizardはSAS LASR Analytic Server用の2つの事前定義ライブラリと、共存データプロバイダ用の2つのライブラリを登録します。サードパーティベンダ製品の場合、デフォルトのライブラリ名と場所は次のようになります。
Teradata Data Warehouse Appliance
/Shared Data/SAS Visual Analytics/Public/Visual Analytics Public Teradata
Greenplum Data Computing Appliance
/Shared Data/SAS Visual Analytics/Public/Visual Analytics Public Greenplum
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