前のページ|次のページ

セルフサービスのデータアクセス

SAS Visual Analyticsは、管理者以外のユーザーがデータをSAS Visual Analytics環境に取り込む各種の方法を提供しています。これらの方法を利用することで、ユーザーは自分のデータを使った処理が迅速に行えるようになります。データの取り込み方法としては次のものがあります。
ファイルからデータをインポートする
データクエリ、探索、レポートを作成する場合、Microsoft Excelスプレッドシート、特定の文字で区切られたテキストファイル(CSV) 、SASデータセットに含まれているデータをインポートできます。SAS LASR Analytic Serverにインポートした後に、データは利用可能となります。
自動ロード
ブラウザを使用してファイルをインポートするのではなく、ドロップボックスとして動作するディレクトリにファイルを転送します。スケジュール設定されたジョブにより、同ディレクトリに含まれているファイルがインポートされます。自動ロードを行うためには、いくつか設定が必要です。
サーバー上のSASデータセットをインポートする
SAS Application Server上に既に存在するSASデータセットをインポートするよう同サーバーに命じます。インポート処理は最適化されるため、SASデータセットがサーバー上にすでに存在する場合、サイズの大きなファイルのインポートが可能となります。
データベーステーブルのインポート
接続情報の提供後、データベースからSAS LASR Analytic Serverにテーブルを転送できます。その後、転送済みのインメモリテーブルをそのまま使用してレポートや探索を作成できます。または、そのテーブルをData Builderでの分析に使用できます。
注: この機能を使用するには、お使いのサイトで関連するSAS/ACCESSエンジンがライセンスされており、かつ同ソフトウェアが適切に設定されている必要があります。
Facebook、Google Analytics、Twitterからデータをインポートする
Facebook、Google Analytics、Twitterでの認証を行い検索条件を提供すると、SAS LASR Analytic Server上のメモリにデータをインポートできます。このようにすると、エクスプローラで非構造化データを使用できるようになります。たとえば、よくあるTwitterデータの探索では、テキスト分析を実行することにより、ツイートにおけるパターンやトレンドを特定できます。
ヒント
セルフサービスインポート機能は、繰り返されるインポート操作を簡単にするためにインポートの種類ごとに最近使用したデータを追跡します。
前のページ|次のページ|ページの先頭へ