SASフォルダツリー内にある既存のデータクエリのうち、自分が作成したいデータクエリに最も近いものを開きます。
をクリックした後、新しい名前を入力し、保存場所を選択します。必要に応じてカスタマイズを行います。
同じ入力テーブルや結合などを使用したいことはよくありますが、まれに異なる出力テーブルが必要となることもあります。その場合、出力タブのクリアをクリックした後、新しい出力テーブルの情報を指定します。こうすることで、コピーされたデータクエリ用に別の出力テーブルを使用することが保証されます。
注: 新しく保存したデータクエリで出力テーブルの名前を変更すると、元のデータクエリでも元の出力テーブルの名前が変更されます。
たとえば、アナリストが、売り上げデータを要約し複数の地域を含めるようなデータクエリを作成する場合を考えます。このデータクエリをSales
という名前の出力テーブルに保存するとします。ここで、ある地域セールスマネージャが、これと同様の要約を行う場合に、データをフィルタリングして単一の地域のデータだけを取得したいとします。このような場合、その地域セールスマネージャは、次のステップを実行します。
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アナリストのデータクエリを開き、
をクリックし、そのデータクエリのコピーを別の名前で保存します。
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Whereタブや
Havingタブを使用してデータをフィルタリングし、特定の地域に関するデータだけを取得します。
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出力タブの
クリアをクリックした後、新しい出力テーブルの情報を指定します。こうすることで、オリジナルのデータクエリで使用するオリジナルの出力テーブル(
Sales
)が上書きされないことを保証できます。
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