前のページ|次のページ

KINDEXCB関数

文字式から指定した文字を検索します。

カテゴリ: DBCS
制限事項: この関数にはI18Nレベル2ステータスが割り当てられ、SBCS、DBCS、およびMBCS (UTF8)と組み合わせて使用するように設計されています。 詳細については次を参照してください。Internationalization Compatibility.

構文

KINDEXCB(source, excerpt-1, …excerpt-n)

必須引数

source

検索する文字式を指定します。

excerpt-1, ...excerpt-n

文字式で検索する文字を指定します。

ヒント 複数のexcerptを指定する場合は、カンマで区切ります。
文字のリテラル文字列を引用符で囲みます。

詳細

KINDEXCB 関数は、sourceを左から右へ、excerpt内に含まれるいずれかの文字が最初に現れる個所を検索し、source内でのその文字の位置を返します。excerpt-1からexcerpt-nまでの文字がいずれもsource内で見つからなかった場合、KINDEXCBは値0を返します。

比較

KINDEXCB はバイトベースの値を返します。KINDEXC 文字ベースの値を返します。SBCS 文字列 を処理する場合 (wlati1 エンコーディングなど)、同一の結果を返します。ただし、 DBCS セッションでは ( EUC-JP または SHIFT-JIS エンコーディングなど)ほとんどの CJK 文字は 2 バイト幅であるため、これらの関数に異なる結果を返すことがあります。
KINDEXCB関数は、文字列に含まれる個々の文字が最初に現れる個所を検索するのに対し、KINDEXB関数は、文字列がパターンとして最初に現れる個所を検索します。

次の例では、日本語文字を使用します。
ステートメント
結果
KINDEXCBの日本語文字使用例
Result=13
前のページ|次のページ|ページの先頭へ