目次
用語集
- SASコンパイル
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SAS言語の各種ステートメントを、ユーザーが入力した形式からSASシステムで利用可能な形式に変換する処理。
- SAS変数 (変数)
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SASデータセット内またはSASデータビュー内の列。各変数のデータ値は、すべてのオブザベーション(行)の単一の特性を表します。
- アンクォーティング
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クォーティングされた項目の意味を復元する処理。
- 位置パラメータ
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呼び出し時に、%MACROステートメントで(カンマ区切り文字を使って)指定されるタイプのマクロパラメータ。マクロ実行ステートメントでは、(同じくカンマ区切り文字を使って)対応する位置により定義されます。
- オープンコード
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マクロ定義の外側にあるSASプログラムの部分。
- キーワードパラメータ
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名前の後に等号が付くタイプのマクロパラメータ。複数のキーワードパラメータは任意の順番で指定できますが、その場合、任意の位置パラメータの後に指定する必要があります。
- クォーティング
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特定の項目を、マクロ言語のシンボルとしてではなく、テキストとしてマクロプロセッサに読み取らせる処理。言い換えれば、クォーティングとは項目から意味を取り去り、その項目をテキストとして扱うことです。
- クォーティング関数
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その引数に関してクォーティングを実行するマクロ言語関数。
- グローバルスコープ
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SASマクロプログラミングでは、グローバルマクロ変数を参照するための広いコンテキスト境界を指します。すなわち、現在のSASセッションまたはSASバッチプログラムを意味します。
- グローバルマクロ変数
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同じ名前のローカルマクロ変数が存在する場合を除いて、SASプログラムでグローバルスコープかローカルスコープのどちらかで参照できるマクロ変数。グローバルマクロ変数は、当該セッションまたはプログラムの終了まで存在します。
- コマンドスタイルマクロ
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%MACROステートメントのCMDオプションで定義されるマクロ。
- コンパイル済みマクロ
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以前のセッションでコンパイルされ、永久ディレクトリ内に保存されたマクロプログラム。セッションコンパイル済みマクロとは異なり、コンパイル済みマクロは任意のSASプログラムで呼び出すことができます。
- 自動呼び出し機能
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マクロを定義するソースステートメントを格納し、必要に応じてそのマクロを呼び出せるSASの機能。プログラムに定義を含める必要はありません。
- 自動呼び出しマクロ
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コンパイルされていないソースコードとテキストが自動呼び出しマクロライブラリ内に保存されているマクロ。コンパイル済みマクロとは異なり、自動呼び出しマクロは、それが初めて呼び出される際にコンパイルされます。
- シンボリック置換
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マクロ変数参照(&variable-name)をその値に置換すること。
- シンボリック変数
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SASマクロプログラミング言語の一部である変数。マクロ変数の値は、ユーザーが変更しない限り一定のままの文字列です。
- シンボルテーブル
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マクロプロセッサが特定のスコープ向けのすべてのマクロ変数およびマクロステートメントのラベルを格納する領域。
- ステートメントスタイルマクロ
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%MACROステートメントのSTMTオプションで定義されるマクロ。
- セッションコンパイル済みマクロ
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マクロプロセッサによりコンパイルされ、WORKライブラリ内のSASカタログに保存されるマクロ。セッションコンパイル済みマクロは、現在のSASセッション中にのみ存在します。コンパイル済みマクロとは異なり、セッションコンパイル済みマクロは、他のSASセッションでは呼び出すことができません。
- ダミーマクロ
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マクロプロセッサによりコンパイルされるが保存されないマクロ。
- 定数テキスト (モデルテキスト)
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マクロの一部またはマクロ変数の値としてオープンコードで格納される文字列。これを使用して、マクロプロセッサは、SASステートメント、ディスプレイマネージャコマンド、または他のマクロプログラムステートメントとして使用されるテキストを生成します。
- テキスト式
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置換(実行)時にテキストを生成するタイプのマクロ式。テキスト式には、テキスト、マクロ変数、マクロ関数、マクロ呼び出しの任意の組み合わせを含めることができます。
- トークナイザ
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ワードスキャナの一部であり、入力をトークン(またはワード)に分割します。
- トークン
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SASプログラミング言語では、それ以上小さい機能単位には分割できない、SASに意味を伝える文字の集まりを意味します。変数名などのトークンは1つの英語のワードのように見えますが、数学的な演算子や、セミコロンのような1つの文字もトークンと見なされます。トークンは最大で32,767文字です。
- 入力スタック
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SASプログラムの入力から直近に読み取られた行、およびワードスキャナにより処理されるのを待っている、マクロプロセッサにより生成された任意のテキスト。
- ヌル値
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情報が欠落していることを示す特殊な値。ヌル値はSASの欠損値に類似する概念です。
- ネームスタイルマクロ
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%MACROステートメントを使って指定され定義されるマクロ。
- 変数
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SASデータセット内またはSASデータビュー内の列。各変数のデータ値は、すべてのオブザベーション(行)の単一の特性を表します。
- マクロ
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一群のコンパイル済みのプログラムステートメントと保存済みテキストを含むSASカタログエントリ。
- マクロ関数
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マクロ機能により定義される関数。各マクロ関数は、1つ以上の引数を処理することで結果を生成します。
- マクロ機能
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SASプログラムの拡張やカスタマイズに使用できるBase SASソフトウェアのコンポーネント。マクロ機能を使用すると、一般的なタスクを実行するのに入力する必要のあるテキスト量を削減できます。マクロ機能は、マクロプロセッサとマクロプログラミング言語で構成されています。
- マクロクォーティング
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特殊文字やニーモニックをマクロ言語の一部としてではなくテキストとして解釈するようマクロプロセッサに命令する機能。
- マクロ言語
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マクロプロセッサとの通信に使用されるプログラミング言語。
- マクロ式
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実行時に値を返す記号の任意の有効な組み合わせ。マクロ式のタイプには、テキスト式、論理式、演算式の3つがあります。テキスト式は、テキスト、マクロ変数、マクロ関数、マクロ呼び出しの任意の組み合わせから構成され、置換(実行)されるとテキストを生成します。論理式は、論理演算子とオペランドから構成され、trueまたはfalseのいずれかの値を返します。演算式は算術演算子とオペランドから構成され、数値を返します。
- マクロの起動
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コンパイル済みマクロプログラムを呼び出すステートメント。
- マクロのコンパイル
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ユーザーが入力したステートメント内のマクロ定義を、マクロプロセッサが実行可能な形式に変換する処理。コンパイル済みのマクロを保存すると、それ以降のSASプログラムやセッションで同マクロを使用できます。
- マクロの実行
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コンパイル済みのマクロプログラムステートメントにより与えられる命令に従って、テキストの生成、SASログへのメッセージの書き込み、入力の受け入れ、マクロ変数値の作成や変更、その他のアクティビティの実行などを行うこと。生成されるテキストは、SASステートメント、SASコマンド、または別のマクロプログラムステートメントのいずれかになります。
- マクロパラメータ
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%MACROステートメントの丸かっこ内に指定するローカルマクロ変数。マクロパラメータには、マクロの呼び出し時に、ユーザーが値を指定する必要があります。
- マクロプロセッサ
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マクロとマクロプログラムステートメントをコンパイルし実行するSASソフトウェアのコンポーネント。
- マクロ変数 (シンボリック変数)
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SASマクロプログラミング言語の一部である変数。マクロ変数の値は、ユーザーが変更しない限り一定のままの文字列です。
- マクロ変数参照
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別の場所に配置または定義されている値を置き換えるために参照されるマクロ変数の名前を含んでいる文字列。
- マクロ呼び出し (マクロ起動)
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コンパイル済みマクロプログラムを呼び出すステートメント。
- モデルテキスト
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マクロの一部またはマクロ変数の値としてオープンコードで格納される文字列。これを使用して、マクロプロセッサは、SASステートメント、ディスプレイマネージャコマンド、または他のマクロプログラムステートメントとして使用されるテキストを生成します。
- 戻り値
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関数の実行結果となる値。
- 予約語
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ソフトウェアアプリケーションの内部コンポーネントによる使用のために予約されているため、そのアプリケーションのユーザーによってはいかなるタイプのデータオブジェクトにも割り当てることができない名前。
- ローカルスコープ
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SASマクロプログラミングでは、ローカルマクロ変数を参照するための狭いコンテキスト境界を指します。すなわち、現在のマクロを意味します。
- ローカルマクロ変数
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それが定義されたマクロ内と、同マクロ内から呼び出されたマクロ内でのみ利用できるマクロ変数。ローカルマクロ変数は、それを作成したマクロが実行を停止すると存在しなくなります。
- 論理式
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論理演算子とオペランドの並びから構成されるタイプのマクロ式。論理式は、実行時にtrueまたはfalseのいずれかの値を返します。
- ワードスキャナ
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SASプログラム内のすべてのトークン(ワード)を検査し、それらのトークンを処理するためにSASシステムの適切なコンポーネントに同トークンを移動するSASコンポーネント。
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