TLS (Transport Layer Security)認証を有効化します。
該当要素: | SAS構成ファイル、SAS起動、OPTIONSステートメント、SAS システムオプションウィンドウ |
使用要素: | SAS FILENAMEステートメントのFTPアクセス方式 |
FILENAMEステートメントのFTPアクセス方式を使用して、TLSセキュリティを決定します。これはデフォルト設定です。
TLS認証を適用します。セキュリティ認証に失敗した場合は、エラーが返されます。
FILENAMEステートメントのFTPアクセス方式でAUTHTLS、PROT、またはPBSZオプションを指定した場合、TLS認証が適用されます。
UNIX固有 | FILENAMEステートメントのFTPアクセス方式のAUTHTLS、PROT、またはPBSZオプションおよびSSLCALISTLOCシステムオプションを指定しなかった場合、基本FTP認証が使用されます。SSLCALISTLOCシステムオプションを指定した場合は、FTPサーバーに許可されればTLS認証が適用されます。AUTHTLSコマンドが失敗した場合、基本FTP認証が使用されます。 |
z/OS固有 | FILENAMEステートメントのFTPアクセス方式のAUTHTLS、PROT、またはPBSZオプションおよびSSLCALISTLOCシステムオプションを指定しなかった場合、基本FTP認証が使用されます。SSLCALISTLOCシステムオプションを指定した場合は、FTPサーバーに許可されればTLS認証が適用されます。AUTHTLSコマンドが失敗した場合、基本FTP認証が使用されます。 |
Windows固有 | FILENAMEステートメントのFTPアクセス方式でAUTHTLS、PROT、PBSZオプションを指定しなかった場合、TLS認証が試行されます。FTPサーバーでTLS認証が許可されない場合、基本FTP認証が使用されます。 |
TLS認証が適用され、NOTEがSASログに書き込まれます。セキュリティ認証が失敗した場合は、エラーが返されます。
方法
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例
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SAS構成ファイル
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-set SAS_FTP_AUTHTLS 1 |
SAS起動
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-set SAS_FTP_AUTHTLS 1 |
OPTIONSステートメント
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options set=SAS_FTP_AUTHTLS 1; |