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関数とCALLルーチンについて

関数の定義

SAS関数はSASプログラミング言語を構成する要素で、引数を受け取り、算術演算やその他の演算を実行し、値を返します。関数では、結果として数値または文字を返すことができます。返される値は割り当てステートメントや式の他の場所で使用できます。SASには多数の関数が用意されていますが、独自の関数も作成できます。
Base SASソフトウェアでは、DATAステップのプログラミングステートメント、WHERE式、マクロ言語ステートメント、PROC REPORT、Structured Query Language(SQL)の中でSAS関数を使用できます。
統計プロシジャの一部でもSAS関数を使用します。さらに、DATAステップで使用できる関数を提供する他のSASソフトウェア製品もあります。これらの関数の詳細については、個別のSASソフトウェア製品に関するドキュメントを参照してください。

CALLルーチンの定義

CALLルーチンは変数値を変更したり、その他のシステム関数を実行したりします。CALLルーチンは関数に似ていますが、割り当てステートメントや式の中で使用できない点で関数と異なります。
すべてのSAS CALLルーチンは、CALLステートメントで呼び出されます。つまり、CALLステートメント内のキーワードCALLの後でルーチン名を指定する必要があります。
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