この入門ガイドでは、データを追加してレポートの作成と分析の実行を行い、最後に2つのレポートを組み合わせて単一のレポートにまとめました。 SAS Enterprise Guideは、プロジェクトに手を加えるたびにプロセスフローを自動で更新します。 この入門ガイドで作成したプロセスフローを確認します。 入門ガイドでは、変更のないサンプルデータに基づいてレポートを作成しましたが、定期的に更新されるデータに基づいてレポートを作成することが頻繁にあります。データに基づいて実行するレポートと分析を設定すると、プロセスフローを再実行して最新の結果を取得できます。また、プロセスフローやプロジェクトをスケジュールして、指定した時間に実行することもできます。 |
プロジェクトにタスクを追加すると、SAS Enterprise Guideはプロセスフローに新しいオブジェクトを自動的に作成し、このオブジェクトとタスクで使用するデータとの間にリンクを作成します。ただし、プロジェクトにプログラムを追加してもリンクは自動的に作成されません。 残りの分析を実行する前に、収益が高い項目を調べるプログラムを作成するとします。このプログラムは、データセットがクエリビルダで作成された後に実行する必要があります。このプログラムをプロセスフローに追加し、クエリビルダで作成したデータセットとの間のリンクを作成することができます。このリンクによって、プログラムはデータセットの作成後のみ実行されるようになります。その後、プロセスフローに注釈を追加するために、プログラムについてのメモを作成し、プログラムオブジェクトへのリンクを作成します。 次のトピックでは、プログラムを作成して、クエリビルダで作成したデータセットへのリンクを作成します。 |