目次
SAS Visual Analytics 7.4の新機能
SAS Visual Analyticsに対する全般的な拡張
全般的な拡張には次が含まれます。
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SAS Visual Analytics Designer (デザイナ)には、動的テキスト、計算の改善、プロンプトフィルタコントロール、パラメータ、レポートリンク、セクションリンクの拡張機能があります。
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モダンSAS Visual Analytics Viewer (ビューア)には、クラシックビューアのほとんどの機能が含まれているため、多くのユーザーはモダンビューアの使用に切り替えられます。
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印刷機能を強化することで、リスト表のPDFに改ページを設定し、フィルタコントロールのフィルタコンテキストを表示できます。もう1つの新機能により、レポートのすべてのページに同じフッターを印刷できます。たとえば、会社のすべてのレポートの各ページに同じリーガルステートメントを入れられます。カスタマイズされたフッターは、デザイナを使用して配信されるレポートにも表示されます。(この機能は、SAS管理者がSAS管理コンソールを使用して有効にする必要があります。)詳細については、
SAS Visual Analytics: 管理ガイドを参照してください。
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今後はTeradataからのデータのインポートにユーザー名とパスワードは必要ありません。
SAS Visual Analytics Designer
デザイナには次の新機能と拡張機能があります。
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メジャー値を大きなフォントで表示できる新しい動的テキスト機能。動的テキストには、最後にIn-Memoryテーブルが更新された日付が表示されます。パラメータの値またはフィルタコントロールに関連付けられたカテゴリデータアイテムの値を表示できます。
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計算が拡張されました。重複しない値のカウントのオプションでは欠損値が無視されます。時間ベースの計算にゼロリセットのオフセットを指定すると、1月1日に開始しない会計カレンダまたは別のカレンダを調整できます。期間の計算は、適用されたデータのフィルタビューに限定されません。
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パラメータが拡張されました。これにより、複数の値を含むパラメータを設定し、リストコントロールで使用できます。また、パラメータは日付と日時の出力形式に基づくことができます。
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カスケードプロンプトが追加されました。レポートレベルとセクションレベルに配置されたフィルタコントロールに、依存関係を含められるようになりました。
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リンクされたレポート間でプロンプト値とパラメータを同期できるようになりました。
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集計メジャーのCumulativePeriod演算子を使用して、各年度の開始月をカスタマイズできるようになりました(たとえば、会社の会計年度に基づいて年初来を計算するなど)。
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集計メジャーの期間演算子には、日時フィルタを適用する前に計算できるようにする新しいパラメーターがあります。
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スライダコントロールには、スライダの動的最小値と最大値を設定できる2つの新しいプロパティがあります。動的な最小値と最大値は、現在のデータクエリに自動的に調整されます。
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SAS Visual Analytics Viewer
モダンビューアには次の新機能と拡張機能があります。
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データは、Microsoft ExcelまたはCSVファイルにエクスポートできます。
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グラフのイメージは、PNGファイルにエクスポートできます。
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クロス表内のすべての階層を展開するオプションが追加されました。
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レポート内のページ(またはセクション)は、タブを使用してナビゲートできます。
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マウスの右ボタンを使用して、リストプロンプトコントロールをすべて選択するか、またはすべての選択をクリアすることができます。
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デザインし直したランディングページがあり、そこに新しい機能が含まれています。たとえば、実際にレポートを開かずに、ランディングページからレポートのメール送信と印刷ができます。
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最終更新: 2019/12/12