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テキストルールビルダノードについて

テキストルールビルダノードアイコン
テキストルールビルダノードは、ターゲット変数の記述や予測に役立つルールの順序集合を生成します。この集合内の各ルールは、1つの語または語の小規模なサブセットが存在するかどうかを示す論理積(“term1” AND “term2” AND (NOT “term3”)など)から構成される特定のターゲットカテゴリと関連付けられます。あるドキュメントが少なくともterm1とterm2のオカレンスを含むがterm3のオカレンスは含まない場合にのみ、そのドキュメントはこのルールにマッチします。
この派生ルールの集合は、記述的かつ予測的である1つのモデルを生成します。新規ドキュメントを分類する場合、その作業は順序集合を通じて進められ、そのドキュメントにマッチした最初のルールと関連付けられているターゲットが選択されます。このルールは、SAS Content Categorization Studio内部で使用可能でそこに配置可能な構文で提供されます。
テキストルールビルダノードは、標準的なレポート作成機能を備えた、標準的なSAS Enterprise Minerのモデリングツールです。このツールを使用すると、生成されたモデルに基づいて、どの予測ターゲット値が最も間違っている可能性が高いかを確認できます。オプションで、一部のオブザベーションに割り当てられたターゲットを変更し、結果を再実行できます。これにより、ユーザーがアルゴリズムと動的に対話して予測モデルを繰り返し構築できるような「アクティブな学習」を推進できます。
テキストルールビルダノードに関する詳細は、SAS Text Minerのヘルプを参照してください。
この章の残りの部分では、テキストルールビルダノードの使用例を紹介します。
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