前のページ|次のページ

CDISC ODMマークアップのXMLドキュメントのエクスポート

次の例では、CDISC ODMドキュメントのインポートでインポートされたSASデータセットを、CDISC ODMマークアップ形式で記述されるXMLドキュメントに戻します。CDISCODMマークアップタイプが指定されているため、XML Engineは、CDISC Operational Data Modelに固有のタグを生成します。
次のSASプログラムは、SASデータセットODM.AEからXMLドキュメントをエクスポートします。
filename output 'C:\myoutput.xml'; 1

libname output xml xmltype=CDISCODM formatactive=yes; 2

data output.AE2;
   set odm.AE;
run;
1 FILENAMEステートメントは、ファイル参照名OUTPUTを、エクスポートされた情報が出力される外部ファイルの物理的な場所(完全なパス名、ファイル名、ファイル拡張子を含むもの)に割り当てます。
2 続くLIBNAMEステートメントは、エンジンとしてXML Engineを指定した上で、ファイル参照名OUTPUTを出力場所として割り当てます。エンジンオプションとして次のものが指定されています。
  • XMLTYPE=CDISCODMは、CDISC ODM 1.2用のマークアップ標準をサポートします。
  • FORMATACTIVE=YESを指定すると、SASシステムに固有のフォーマットが、対応するCDISC ODM CodeList要素に変換されます。
結果として作成される出力は、 CDISC ODMドキュメントの例に示されているXMLドキュメントの内容と同じになります。
前のページ|次のページ|ページの先頭へ